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僕らの音楽2
第87回 「コブクロ×松たか子」対談

フジテレビ系 2005年12月23日(金) 放送
出演者 : コブクロ(小渕健太郎黒田俊介)、松たか子

「僕らの音楽」第87回のゲストはコブクロの二人です。ライブイベント「風に吹かれて2005」で共演した松さんが、対談のパートナーとして招かれました。

 

◆同じイベントに出演して

松 : こんばんは。よろしくお願いします。
小渕 : よろしくお願いします。
黒田 : お願いします。
松 : (呼んでいただいて)ありがとうございます。何か……友達いないんですか?
小渕 : 何を言ってるんですか!
松 : ありがとうございます。光栄です。
小渕 : いえいえいえもう、とんでもないです。夏場はホントにライブでお世話になりまして、ありがとうございました。
松 : あ、ありがとうございました。
小渕 : 何か隣で歌ったりとかして、僕パート一緒だったんですよね。
松 : そうなんです。お世話になりホントに。何か私も他の人の音にこう……つられちゃってどうしようかなって時に、「大丈夫ですか?」って。すごい優しい人だなって。
小渕 : でも僕松さんので音とってましたけど、こうやって(耳をすませて)。二人でヘコんでましたよね一瞬。「え~分からへん」みたいになって。
松 : すごい、あーいい人だな~と思って。
小渕 : 3年前のイベント(2002年「JAPANESOUL」)でも、実は一緒になったんですけどね。あん時ね、「雨上がりの夜空」を最後に歌ったじゃないですか。僕あん時も隣だったんですよ。たぶん記憶ないと思うんですけど。松さん→僕→誰かっていう感じでいたんですけど。何か肩をこう組んでね、「こんな夜に~」ってなった時に。
黒田 : まあ一体感のある曲やからね。
小渕 : 僕「え~マジかよ」って思いながらね、ずっと2cm浮かしていましたから
松 : そんなことは……(笑)。
小渕 : 「松たか子~!」じゃないですか、正直。だからもういいかな~と思いながら。黒田も何かね、一瞬話しかけたんですよ。
松 : 何しゃべりました?
小渕 : 覚えてないです、僕は覚えてない。
黒田 : 「初めまして、黒田です」って言って、ほな「あっ松です」って。僕「HERO」ってドラマがちょうど再放送されてて、僕すごく好きで見てましたって。「あの弁護士の役すごいハマってますね!」って言ったら、「違います、検事です」って……(シャッター)ガラガラガラガラガラガラッシャーンって!(笑)
 

◆松たか子の声について

黒田 : 昨日実は舞台をねちょっと拝見させていただいて、これはホント僕とコブと二人でこうやって座ってたんですけど僕、「スゲー」って。
小渕 : どんどん前のめりになっていくもん。これ舞台に届くんちゃうかなと思うぐらい。
松 : ま、でもあんまね姿勢良くしたら後ろのお客さんも大変だし、ちょうどこんな感じぐらいに(もたれかかって)。
黒田 : あんまり立つと見えにくいんで。でもね、ちょっと僕は衝撃でしたね。
松 : ホントですか?
黒田 : うん、完全に生声で。
松 : そうですね。
黒田 : あれを例えば昨日とかだったら2公演やってるわけじゃないですか。僕らとかだったら2時間のライブやると、ちょっと声が出えへん時とかってのがやっぱりあって、そういうのが何回もあったので、ああやって2公演あって1公演目からあんだけできるってことは僕は、どうやってその……発生の仕方なのか。
小渕 : だって、2公演して今日きはった声じゃないですもんね。
黒田 : すごいですよ。
小渕 : 僕らね、路上上がりなのでものすごいよく分かるんです。人の声を聴いたら。
松 : あ、そうか、そうですよね、だって。
小渕 : 「あ、ちょっと声帯の声が抜けてる」っていうか、スカって抜ける声の人っているんですよ。
黒田 : ちゃんとしまってない感じ。
小渕 : 音楽やってる人でも、そういうおしゃべりする人でも。(松は)ツルツルですよ、声帯、今。いやホンマに。
松 : そんなことないですよ。
黒田 : そう! でもね、診んでも分かる!
小渕 : そう、なぜか診んでも分かる。耳鼻科やろうかなって言ってたんですよ。そこそこ診れると思うんですよね。
松 : あ、なるほどね~。
小渕 : 治療は出来ないけどカウンセリングくらいはできるし。
松 : じゃ何かあったらお願いします(笑)。そうか~、でも自分のにもやっぱり敏感になります。
黒田 : 僕はものすごいから、今のこの今日の場所ってすごい質の高いでしょ?
松 : 高い。
黒田 : ね? 入った瞬間分かるじゃないすか、やっぱこういう仕事をしてるとね。昨日の劇場とかものすごい乾燥してますでしょ?
松 : ホントあれはキツイですね。
黒田 : ね。そういうのやっぱどうしても、新幹線とかも気い使うし、マスクしようとかも思うし。
松 : 小渕さんは、そういうの気にするの?
小渕 : わりと強いんすよね。
松 : じゃあ隣でこう黒田さんがナーバスになってる時とか。
小渕 : 僕もナーバスなフリをしてます。同心で。
黒田 : いやだから、腹立つんですよ。ものすごくホンマね。何かもう一人おるんちゃうかなと思いますよね。
小渕 : でも痛まへんのですよ、あんまりね。
松 : 何か優しい言葉をかけてあげるとかは?
小渕 : 無理ですね僕は!
 

◆コブクロ、松たか子の小学生時代~休日の過ごし方

小渕 : その、演技とかそういう体で表現したりとかってゆうものって、どういうものを見てそういう「あっコレ取り入れよう」とかしはんのかなって思って。
松 : あんまりね、具体的にないっすね。
小渕 : 私生活の中から?
松 : テニスの試合とか! 好きなんですよ。
小渕 : 見るのが?
松 : あの……軟式をしてたんですけど、中学ん時に。
黒田 : もうそれが意外ですもん! ずっと何かお芝居とかしてはるのかなってイメージがあって。
松 : いや私は、学芸会とかも主役なんてとんでもないし。
黒田 : うっそぉ!? じゃあ小学校の時とか何してたんすかね?
松 : 小学校ん時は……。
黒田 : 例えば、僕やったらずっと野球ばっかりしてたんすよ。とか、コブちゃったら民謡やってたんですよ。
松 : 民謡!?
黒田 : 家が民謡の家なん。
小渕 : 教える家なんですよ。
松 : だからあんなすごい声が……。
黒田 : そうなんですよ。
小渕 : でもね、5年生ぐらいの時にね、何かちょっと恥ずかしくなってきて。何かね、クラス会とかで歌わされるんですよ。全校生徒の前で、かすりの着物着せられてね「ハァァ~」って
黒田 : 伝統芸能やな。
小渕 : きっかけも何もないところから、ある意味ストリートミュージシャンですよね(笑)。
松 : そこが原点なんですか。
小渕 : そこが原点です。
松 : 私は小学校時代はバレーボール部で。私はバレーボール。(黒田は)野球。
黒田 : ま、それと平行して僕の小学校ん時のヒーローは高橋名人やったんすよ。たぶん同世代だから分かると思うんすけど。ホンマ僕ものすごい憧れてて、ものすごいやってたんすよ。ゲームは?
松 : ゲームもします。
黒田 : やります?
松 : うん。
黒田 : 何してるんすか休みの日?
小渕 : ゲーム以外は?
松 : 休みの日は、ゲーム以外は……部屋の掃除して、洗濯して、冷蔵庫の整理して。
黒田 : まあまあそれみんなしてます……そこまではまぁいいとして。何かリフレッシュ出来てないよね?(汗)
小渕 : 全然出来てないね。
黒田 : メンテナンスをね。
松 : あとは何かストレッチみたいなことしてるので、たまにこう……。
小渕 : それもメンテナンスですよね? 自分自身の。
黒田 : (小渕に)遊び方知らねえよあの人(笑)。
松 : あんまりね、遊んだことないんじゃないかな。
小渕 : 何で?
松 : あ、地球儀触ってたりする。
小渕 : へ?
松 : しゃべる地球儀、ある。
小渕 : しゃべる地球儀? え、押したら何てしゃべるんですか?
松 : 押すと地球儀にこう、日本だったらピッとやると「人口何億何千人」とか、音楽だったら「さくら」が流れたりとか。
小渕 : え? 暗くないですね?
黒田 : あ……松さんあの、リフレッシュしてます?
松 : リフレッシュしてますよ~。
黒田 : 人口聞いて楽しいですか?(汗)
松 : クイズとかもあるんだもんだって! 「カメルーンを探してください」テテ~テテ~テ~テ~テ~♪
小渕 : その音楽は自分で言うんだ(笑) テテ~テテテ~♪ テテテテテ~♪
松 : とか、リフレッシュ……あ、あとアロマテラピー!
小渕 : おぉ~それは……。
黒田 : そういうのですね。
小渕 : そういうのいいね~。
松 : あ~よかった。松たか子っぽかった今! アロマテラピー、よかった。
 

◆28歳の3人、30歳を間近にして

黒田 : 僕らもう28ですけど、もうちょっとしたらまぁ30歳っていうボーダーがあって。
松 : ね~。どうします?
黒田 : どうですかね。ちっちゃい時とかの30歳って僕、ものすごいこんなん言うとアレですけどオッサンのイメージがあったんですね。
松 : でも何か最近になって、音楽もそうだしお芝居もそうだし、この間イベントみたいなので同世代の人とかと一緒にもの作ったりとか、お仕事が一緒になったりとか、そういう機会が私は増えてきたんですよね。最初はどうしてもその、ドラマの中でも一番下だったりしたのが、何かどんどん面白くなってきたっていうか。
小渕 : あ、分かる。あの、自分たちが聴いてたね音楽っていうのを、20歳前後に口にすると「あ、そういうのを聴いてたんだね」って言われてたんですよ昔は。なのに今は、僕らと同じものを聴いたり見たりした人たちも、ものを作ってるじゃないですか。だから自信もって「これ聴いてました」とか「あれ見てました」って言えるんですよね。すごく面白い年齢になってきたのかなっていう気はする。
黒田 : だけど怖くない? だんだんだんだんそういう年齢になっていくと、「こうせなあかんやん!」みたいなことを、誰も言わないけども言われてる気ってしません?
松 : ……しない! 絶対しない!
黒田 : ヨッシ! これはね、僕もそう思おう! もうね、何かあったら「じゃ松さんこう言ってたもん!」って全部責任取ってもらうもん
松 : 私のせいに(笑)。
小渕 : 全部人のせいやねんお前!(笑)
 

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