![]() 「花のように」 2001/10/24 リリース \ 1,100 (税込) ポリドール |
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リリースエピソード
「concert tour vol.1 "a piece of life" 」の初日と同時リリース、そしてプロギタリスト兼アレンジャー、山弦の佐橋佳幸さん初プロデュース作品です。
前作に引き続き、「和」を重視しています。今回は、一昔前の日本の情景を思い浮かばせられるように、ノスタルジアな歌。そこに少しオリエンタルな雰囲気を混ぜた感じで仕上がってます。作曲は、河村隆一さんの曲でおなじみ、吉田美智子さん。メロディーの流れを重視する人なので、この「花のように」も、どこか河村さんの曲に通ずるものを感じる作品になっています。松さん曰く「不思議な雰囲気を持っている人」だそう(汗)。作詞のほうは、サンプラザ中野さんが書かれました。どういう経緯でそうなったのかは分かりません。ぜひ知りたいので、情報待ってます(笑)。
カップリングのほうは、松さん初のカバー曲。キャロルキングの名曲「Will You Still Love Me Tomorrow」です。60,70年代を洋楽で聴きながら過ごした方なら、誰もが知っている歌でしょう。ロバータ・フラックが歌ったバージョンを金子飛鳥さんがアレンジし、ピアノ弾き語りで収録されています。バックのバイオリンは金子さん本人で、バンドとのセッションは、当然一発録り。この曲は、松さんが歌手デビューした頃に出会ったもので、非常に感慨深いものとのことでした。
キャロルキングのCDは、愛聴盤も数多くあるそうです。ライブ初出演となった「Act Against AIDS 2000 Live In Osaka」でも、松さんご自身で選曲して歌われました。原曲は、キャロルキングのアルバム「Tapestry Y」(日本語で「つづれおり」)に収録されています。まだ聴いたことのない方は、ぜひ手にとってみてくださいね。
ミュージックレビュー
花のように
作詞:Sunplaza 作曲:吉田美智子 編曲:佐橋佳幸
Music
「和風」テイストの雰囲気が流れた、懐かしさを感じる曲。スゥッと空気に溶けこむようなキーボードのイントロから、切ない雰囲気が流れていきます。その中には、暖かいフレーズや優しいフレーズがあり、じっくりと曲の世界に浸らせてくれます。しっとりとメロディーを歌う松さんと、たそがれるように流れるフルートやサックスのフューチャーが素晴らしい。ソフトなタッチで弾かれているギターが、切なさをいっそう引き立たせています。流れ行く音を、振り返って見つめるような印象が残る、独特のイメージで飾られた曲ですね。
Word
過ぎ去る夏を惜しむ気持ちを、情緒的に捕らえて描いた詩です。夏が過ぎていく様子を、「風鈴」「ひまわり」「陽炎」「線香花火」など、季節をの言葉で印象付けているのが特徴的。甘く切ない心象風景を、イメージさせられますね。楽しかった時の回想を巡らせながら寂しさを描いている様子は、とてもリアリティで胸に染みます。暖かいけど、ちょっと寂しくホロ泣きしそうなフレーズは、心を包みこまれるようですよ。
Will You Still Love Me Tomorrow
作詞・作曲:Gerry Goffin・Carole King 編曲:金子飛鳥
Music
ゆったりしたテンポで、しっとりとした甘い雰囲気に包まれた曲。ややピアノに重みを加えた感じですが、ほとんどロバータ・フラックのオリジナルに沿っています。歌の合間や間奏に入る金子さんのバイオリンが、透明な松さんの声に色をつけているようで、すごく癒されます。伸びやかな声が本当に透き通っていて、心が浄化されていくような響きがとても心地いい。キャロルキングの世界に、じっくり浸らせてくれます。
Word
恋の複雑な気持ちが、鮮やかに描かれています。でも言葉はすごくシンプルなのが印象深い。好きな人と一緒にいる時間が、どれほど幸せで大切なことか、また同時にどんなに不安なことなのかが、とてもよく伝わってきます。愛を信じる想いが大きいほど、不安になる心も膨らんでいくもの・・・。ラストの「Will You Still Love Me」の繰り返しが象徴的です。
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