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明日にくちづけを

明日にくちづけを
「明日にくちづけを」
2002/11/13 リリース
\ 1,260 (税込)
ユニバーサルJ
  1. 明日にくちづけを
  2. Afterimage
  3. 明日にくちづけを (Instrumental)

リリースエピソード

松さんらしいイメージの王道を歩きつつも、新しい心境を生み出したミディアムバラードです。

フィルスペクター的なエコーが特徴的な、ウォールオブサウンドに仕立ててある今作。ギターからメロディーを作り上げていき、同時にアレンジも進められました。前作「Clover」同様、コーラスはものすごく楽しくできたとのこと。「fuー」や「uー]でラインをハモる経験は初めてだし、自分以外の人(佐橋さん)と一緒に、ひとつのマイクに向かって歌うコーラスワークも、初めてだったそうです。初めてづくしの松さん、メインよりコーラスのほうが好きとか言っちゃうぐらい(笑)。歌詞も力まず、ストレートな自分を表現されてます。シンプルな気持ちを書いたものが、一番しっくりくるんでしょうね。

カップリング曲では、サンプラザ中野さんが歌詞を書いています。この曲は4thアルバム「a piece of life」の時のメンバーで録っているので、ずいぶん前のストック曲なんだそうです。金子さんが奏でるバイオリンは、もうひとつのメロディーラインを生み出していて、とても癒されますよ。

ミュージックレビュー

明日にくちづけを
作詞・作曲:松たか子 編曲:佐橋佳幸

Music

心の底から暖かくなれるミディアムバラード。バックサウンドと松さんの声は、リバーブをゴージャスにきかせていて、深みのある響きがします。ティンパニから盛り上げることで、曲の世界がさらに押し広がるサビ突入部分は、感動の一言。フワッとする柔らさが感じられるのは、いくつもの声を重ねた松さんたちのコーラスによるもの。佐橋さんのハスキーな声も、自然に溶け込んでいて、とても綺麗です。一通り山を越え、また静けさを取り戻しながら消えていく・・・そして、最後のイングリッシュメッセージで、幻想的に締めくくられます。曲構成のシンプルさと、展開のドラマティックさの対比は、素晴らしいですね。また、奥から徐々に鳴り響いてくるチャベルも、ハッピーなムードを運んでいてGood!

Word

大切な人へ捧げるラブソング。ノスタルジアな過去の悔やみを振り返りながら、恋人に対する、現在の幸せな気持ちが込めて綴られています。「きっとあの時・・・」のフレーズのたびに、歌詞の言葉に秘められた優しさが読み取れます。伝えた時の想いを、ずっと輝いていると信じ続ける健気な想いや、いつまでも忘れない強い意思を持った側面もありますね。「色づく季節の中身をまかせて」や「あの夏その腕に戻れずに 迷い込んだ夕闇」など、自然に浮かんだ松さんらしいフレーズが見られるのも、この詩の魅力です。

 

Afterimage
作詞:sunplaza 作曲:松本俊明 編曲:金子飛鳥

Music

ピアノとバイオリンで奏でられる、シンプルで穏やかなバラード。音階広げすぎとも思えるほどの、金子飛鳥さんによるストリングスアレンジが、深くしっとりと染み入ります。何といっても、松さんの歌声と金子さんのバイオリンのデュエットによるサビが、これ以上ないほどの切なさを滲ませています。松さん自身、金子さんに身を委ねているような歌い方をしてますので、なおさらでしょう・・・。終盤、リバーブを強調しているのが印象的。ポロポロ泣かせてくれる曲の一つですね。

Word

今はもう別れた恋人に向けた、センチメンタルなラブソングです。痛すぎる女の子の気持ち、切ないなんて言葉を超えた「悲しさ」を、サンプラザ中野さんが綺麗な言葉で描いています。女の子の語りかける口調から、好き合っていた頃の回想を、リアルにイメージできる表現力には脱帽! 全体的にほどんど切れ目がなく、ひと続きのストーリーとして読めるのも、見逃せないポイントです。涙なしには歌えないほどの、孤独で切ないメッセージの数々が心に残りますね。

 

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