![]() 「真冬のメモリーズ」 1997/11/21 リリース \ 1,020 (税込) BMGファンハウス |
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リリースエピソード
CX系で放送されていた「LOVE LOVE あいしてる」という番組で出会った、ギタリスト兼アレンジャー武部聡志さんの初プロデュース作品。リリース時期からも分かるように、クリスマスソングをコンセプトに企画されています。前作までのイメージを覆すような、活発なバンドサウンド風に仕立ててあり、「こういう歌も歌うんだね」とファンを驚かせました。
前田さんの描くシチュエーションを大切に意識した結果、全体的に明るい感じな印象を受けます。ただ松さん自身は、「女の子同士のクリスマス」を経験したことがないんだそう。カップリングのほうは、ミュージカル「ラ・マンチャの男」公演中に名古屋で書かれたもの。自分の気持ちや願望を、そのまま文字にしたそうです。松さんらしいですね。曲風による表情の使い分けも、この作品あたりからはっきりと表れてきます。カップリングと比較すると、よく分かりますよ。だんだん声の幅も広がってきました。
ちなみに、お姉さんの紀保さんはこの歌が大好きらしいです。次回のアルバムに選曲してほしいと、紀保さんが強い要望を出したほど(汗)。また、2001年には、台湾歌手の彭靖惠(ジョスナ・パン)が、中国語でカバーされています。彼女のデビューCD「解套」に「好朋友 牽牽手」という曲名で収録されていますので、中国ポップスに興味のある方も注目ですよ
ここまでのシングル4作、全て21日にリリースされていますが、意図的なものではなく偶然が重なっただけのもよう。今回から、カップリング曲にもカラオケが付くようになりました。しかし、タイアップが付かなかったのが残念なところです。
ミュージックレビュー
Music
はじけるようなアップテンポで、軽快なリズムを刻むギターで始まるポップな曲です。止まらずに、一気に歌い上げようとしている松さんの歌い方が爽やかで、思いきった勢いが感じられます。直線的で緩やかな坂道を転がるような、止まらないメロディーラインが魅力的。バックラインの音がぶつかるところがないので、とても綺麗に聴こえてきます。全体的に、少しロック風味を織り交ぜたバックが、心地よい刺激となって聴こえてくるのも特徴的で、とてもなじみやすいですよ。
Word
「キャンドルライト」や「ハッピーナイト」なクリスマスの前に、恋人にフラれてしまった女の子同士による、友情を描いた物語。誰にでも起こりそうな、リアリティーのあるシチュエーションですね。中身は、嫌なことは明るく歌って忘れるといった、前向きでちょっとヤケクソなフレーズが目立っていて面白い。「アイツら絶対いつか後悔を させようね 約束ね」は、悔しさがにじみ出ていて、女の子同士の結束を感じとれます。恋人がいた頃には会えなかった二人、なぐさめあうことで、友情を再認識しているようでもあり、同情してしまいますね。
20 Candles
作詞:松たか子・真宮ほのか 作曲・編曲:武部聡志
Music
ロマンティックな雰囲気を醸し出す、おっとりとしたバラードソングです。煌くような音を奏でるピアノが美しく、なでられるような感覚を覚えるギターと絡み合い、曲全体にソフトでしっとりとした雰囲気が流れる・・・。その上から、優しく包み込むようなメロディーを歌う松さんの透明な歌声が、綺麗にマッチしていて、暖かな気持ちにさせてくれます。穏やかにな松さんの声には、癒されますよ!
Word
恋人と過ごすクリスマスを綴ったラブソング。二人寄り添って、幸せをかみしめている純粋な気持ちが、よく伝わってくる詩ですね。逆に、ちょっとでも離れてしまったりすると、ものすごく不安で怖くなってしまう・・・だからこそ、ずっと一緒にいてほしい。そういった切ない願いも込められています。「降り出した雪に守られて キスをしよう」なんて、松さんらしい素直でストレート過ぎる表現もGood!
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