![]() 「Stay with me」 1998/09/04 リリース \ 1,020 (税込) BMGファンハウス |
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リリースエピソード
BMGからリリースされた、最後のシングルCD。表題曲、カップリングともにファンから愛されている名曲です。現在でもラジオでリクエストされるほどの人気度を誇っています。
一般的な松さんのイメージを、そのまま歌に乗っけたような癒し系作品となりました。レコーディングは、舞台「ハムレット」のイギリス公演から帰国した直後、休みなしのノンストップで行われたそうです(汗)。リリース時期は秋ですが、内容は冬に近い雰囲気が作り出されています。この曲のように、どっちともいえないような中途半端な気持ちの詩を作ることは、松さんにとって珍しいことなんだとか。ちなみに、「SING LIKE TALKING」ボーカルの佐藤竹善さんが、ゲストコーラスとして参加されています。こちらも注目!
カップリングの「Kisses」は、「キスィーズ」の読みます。武部聡志さんの紹介で、岩里祐穂さんが歌詞を提供されてました。松さんはこの詩を見て、「優しいKissをしたい」としみじみ思ったらしい・・・。
この曲も5thシングル「サクラ・フワリ」同様、武部さんの企画ライブ「Smiles & Tears Vol.2」が、渋谷で行われました。
ミュージックレビュー
Stay with me
作詞:松たか子 作曲・編曲:武部聡志
Music
落ち着いたリズムで、力強いピアノソロのイントロで始まります。比較的穏やかな雰囲気が漂っていて曲が進むにつれて、ストリングスが綺麗に聴こえてくるのが印象的。この曲みたいなコンテンポラリーバラードって、松さんが歌うと本当に美しいですね。くせのないまっすぐな声で、ささやくように、語りかけるように歌っているんですよ。裏声も柔らくて幻想的。その透明な声色を、いかんなく発揮しています。一番の聴きどころはサビ。情熱的なフレーズで、佐藤竹善さんのコーラス共に心地良く、身に染みていくようです。
Word
ただ、そばにいたい。それだけでお互いの気持ちが通じ合うって、素晴らしいこと。「ねぇ」と語りかける部分がポイントです。言葉で伝わることもあれば、伝わらないこともある・・・全ての意味を込めたフレーズ「Do you wanna stay with me」。たった一行しか出てきませんが、大切な言葉です。こういう微妙な心は、松さんのように、自分に対して素直に生きられる人だから描けるんでしょうね。
Kisses
作詞:岩里祐穂 作曲:上田知華 編曲:武部聡志
Music
とても暖かいメロディーで、上田知華さんらしい、ピュアな感たっぷりの曲です。癒し系とはまた違う優しい心にしてくれるような、そんな雰囲気があります。最大の注目点は、3フレーズからなるコーラスのハーモニ。本当に素晴らしく綺麗です。サビのストリングスも、妙にいやらしいラインでGood。可愛らしく歌う松さんの声が滑らかで、曲の奥底まで溶け込んでいくようで、最高ですよ。恋人と過ごす時間に、ぜひ聴きたい一曲ですね。
Word
幸せな恋人たちのラブソング。ただただ暖かく、幸せな情景が浮かびます。「恋」を「キス」という言葉にうまく置き換えて、様々な恋愛の形を表現しているのが素晴らしいです。でも、数え切れないほど「キス」という言葉が連続しているせいか、中学生の女の子が描く、夢いっぱいの恋愛像のようにも見えてしまうんですよね。コーラスまで「sweet sweet kisses」だの「please please kiss me」だの、イヤというほど出てくるんだから(笑)。でもこういう部分を含めて、岩里さん「らしさ」が出ていると思います。
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