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夢のしずく

夢のしずく
「夢のしずく」
1999/09/22 リリース
\ 1,200 (税込)
ポリドール
  1. 夢のしずく
  2. days
  3. 夢のしずく acoustic version
  4. 夢のしずく instrumental

リリースエピソード

レコード会社移籍や舞台と多忙を極めていた中、前作からおよそ1年ぶりに初マキシ・シングルとしてリリースされた今作品。シングルとしては、初めて松さん本人が作詞・作曲の両方を手がけられました。ファンから爆発的な人気を集め、愛され続けている曲です。一部では、「第2の松ブレイク」とまで言われています。

99年の春から、松さんは舞台の合間を縫って、ずっと自分で曲を書き溜めていたそうです(その数20曲以上)。その中で「夢のしずく」の原型フレーズも、すでに出来ていました。しかしどの曲も「松たか子」のカラーがよく出てるので、選曲に悩んだとか。武部聡志さんと話し合いながら、その中から新しくフレーズを作ったり、部分的に繋げたりの試行錯誤を繰り返して完成したとのこと。最終的に、ダイナミックなアレンジが加わり完成に至りました。レコーディングは2曲とも一発録り。しかし武部さんだけはピンとこなかったのか、ピアノだけでも録り直しをしたかったらしいです(断られましたが・笑)。

歌詞のほうでは、当時の松さんの心境と歌詞の切ない気持ちがリアルに重なって、切なげな表情が見え隠れしています。「相手への想いが強すぎるんじゃない?」とスタッフに言われたそうですが、松さんはそのまま押し通したそうです。ミュージシャンとして、よりこだわりを見せてくれている作品でもありますね。後になって、イメージした以上に力強い作品だったことに、驚かれたそうです。

この曲のヒットにより大反響を呼んだのか、この年の冬、第50回NHK紅白歌合戦に2回目の出場を果たしました。

ミュージックレビュー

夢のしずく
作詞・作曲:松たか子 編曲:武部聡志

Music

爽やかに始まる、明るいサビのメロディーにやられたという方は多いでしょう。力強い声で歌っているのが、とても印象的です。音の上下が激しく、2サビ以降は駆け上がるように盛り上がっていきます。この部分は、松さんの透き通る声の響きどころ! 旋律やコーラスも、聞き惚れてしまいそうなほど綺麗なんですよ。温かくてちょっと切ない伸びやかな歌声が、曲全体にやわらかい空気を流しています。明るい雰囲気の中に、寂しさの色をほんの少しだけ落としたような、微妙に感情が揺れ動く歌声・・・それを素直に歌う松さんの、曲に対する思い入れが伝わってきますね。今回は自ら作曲されたんですから、なおさらでしょう。成長した「松ワールド」を見事に表現した秀作です!

Word

恋する気持ちを、これでもかというほどストレートに、また魅力的な言葉で表現しています。出だしの「愛よりも恋よりもはやくあなたに出会ったいたずらが私のすべてを変えてゆく 恋に落ちてゆく」が、全てを物語っているでしょう。主人公の女の子の、幸せなのにどこか儚く、寂しい想いが伝わってきます。こういうストーリーに自分を投影させようものなら、心が震えてしまいますよ。恋愛って本当に複雑だと改めて考えさせられますね。また、「二度と会わないと決めた時この胸は痛むのでしょうか」は、松さんお気に入りのフレーズらしいですよ。

 

days
作詞・作曲:松たか子 編曲:武部聡志

Music

とても穏やかな曲。松さんの声がとてもやわらかく、優しく包み込んでくれるようです。間奏の可愛らしいピアノが、ちょっと印象的かな。この曲の一番の聴きどころはサビの部分。それまでの穏やかさから一転、前向きな雰囲気に変わります。コーラスラインが綺麗に重なった響きは、とても美しいですよ。この盛り上がりがあるからか、最後の締めくくりかたがすごく爽やかに感じられるのがGoodです。

Word

夢のために、自分をとるか相手をとるか・・・そんな心の揺れを綴った詩です。付き合い始めると相手の考えが見えて、不安に陥ってしまうってこと、ありますよね? お互い同じ方向に進んでいたつもりだったのに、考え方が違っていたりとか。それで二人の関係にズレが生じてしまう・・・。この歌の中では、結末は書かれていませんが、離れていても夢のために二人して進んでいるんでしょうね。

 

夢のしずく auoustic version
作詞・作曲:松たか子 編曲:武部聡志

武部さんのピアノ伴奏による、「夢のしずく」アコースティックバージョンです。オリジナルのような華やかさとは違い、マイナー調で全体的に短く寂しげな雰囲気。最後の「ラララ・・・」は哀愁が漂ってます。松さんも少し色っぽく歌っていて、なかなか味わい深いですよ。

 

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